ヒナまつり(漫画)
ヒナまつり(漫画) 感想:A(面白い)
ヤクザのもとに突然現れたサイキック少女のヒナとヤクザの奇妙な同居生活。というかヒナがやりたい放題やってヤクザが後始末に苦労するという話が基本多いが、ヒナが割と可愛いのでヘイトはすくない。登場人物のノリが良くて読んでいて痛快なギャグ漫画。
この漫画、ヤクザの新田が世話焼き女房気質でヒナのダラけた生活を支えているが、ことあるごとに習い事に行かせたりするも失敗して元の状態になるのが天丼で面白い。
しかし、この漫画の面白さを支えているのはヒナと新田だけでなく他のサイキック少女のアンズや優等生なのにバーテンをやるようになってしまった瞳など、サブキャラの充実とノリの良い登場人物たちの寸劇である。
人物紹介という名の簡単なネタバレ
アンズ
サイキック少女。ヒナを抹殺するために送り込まれたが即敗北。以降はホームレス生活→公園を追い出され中華料理屋の看板娘→9巻以降店取り壊しにより屋台店主に。一度学校へ行くも、ラーメンを作るのに何も役に立たないからと一日限りでやめた。ヒナまつりの登場人物の中で最もピュアで人情味溢れる人物。天使。
ホームレス生活編
中華料理屋看板娘編
瞳
たまたまヒナの席の隣だった優秀な女子中学生。優秀さが災いして夜のバーテンに抜擢され、そこでも優秀なことから店主を押しのけて人気No.1に。人脈を広げまくっていろいろな仕事をこなし(※中学生です) 実家から出て借りた家で開催したパーティに両親を呼び、労働生活をやめようとするも、上場企業幹部達からの引き抜き合戦を受けて母親もバーテン&労働生活を認めることに。後に実業家として高校一年生(飾り)にして一流の人脈を生かした一流のコンサル会社を立ち上げる。
ヒナ
主人公にして最初のサイキック少女。力が強すぎる上に事故で制御不能になったことから過去に捨てられたらしい。世話焼きの新田の元で大好物のイクラを貪りながらぐうたら生活を謳歌する。学校には行くが基本的に給食の時間以外は寝ている。新田がヤクザのくせに聖人じゃなかったら多分とっくに見捨てられてる部分が多々見受けられるが、ちょいちょい可愛い。新田の出世祝いや未来への別れ(失敗に終わった)など6巻に1回ぐらいデレる。新田が娘じゃないというと娘だと否定するところも可愛い。暴力団の中でも組長に孫のように可愛がられている。
この漫画けっこう面白いので、ギャグ漫画好きな人にはオススメです。