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デトロイト DETROIT ~become human~ (ゲーム) 感想

デトロイト DETROIT ~become human~ (ゲーム) 感想:A+(名作)

 

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PS4のゲームを紹介します。選択肢型のADVです。グラフィックはほぼ実写に近い映画。

 

あらすじ

 2038年のアメリカ、デトロイトシティ。人類は何でも言うことを聞く機械として右ひたいにLEDがついていること以外、外見が人間と変わらないサイバーライフ社製のアンドロイドを便利に利用していた・・・。

 ところが、忠実な主人であったはずの人間に危害を加えるアンドロイドが少しずつ登場し始める。舞台はここから始まる。これは3人のアンドロイドとそれを取り巻く社会の激動の物語。

 

 

登場人物(アンドロイド)

 

コナー

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アンドロイド事件に対応するために開発された「アンドロイド刑事」のプロトタイプ、RK800のコナー。自立意志を持ち人間に危害を加えて逃亡する通称「変異体」の捜査を担当する。アンドロイド嫌いのデトロイト市警警部補が上司。

 

 

カーラ

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家政婦型汎用アンドロイド、AX400のカーラ。とあるボロ家で無職の父親と娘の面倒を見るために購入されたが、娘に危険な虐待を行う父親を見て「変異体」に。以降は人間の娘を守りながらアンドロイドでも自由に生活をできる場所を求めて逃亡し続ける。

 

マーカス

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老人の介助をしていた汎用アンドロイド、RK200のマーカス。とある事件がきっかけで老人の家にはいられなくなり、地獄を見たものの「強い自由への意思」を持っていたことから、「変異体」達のリーダーとなる。

 

 

ゲームの特徴

このゲームはADVなので左アナログスティックを動かしてキャラクターを操作することもありますが、複雑な操作は要求されず、アクションが必要となる場面では必ず◯とか△とか✕とか◻とかR1とか画面に表示されるので押したり長押ししたり連打するだけです。しかし、このゲームの最大の特徴は「選択肢によって膨大な分岐に派生する」ことで、「プレイヤーの選択によって全く違うエンディングを迎える」ことです。

 

私は現在まで4周やりましたが4周ともに別の終わり方をしました。

 

また、◯周~というのは最初からやり直すのが必要なわけではなく、「もしここで別の選択肢をしていれば~」というチャプターからも再開することが出来ますので安心してください。

 

また、選択肢によっては3人の登場人物同士がすれ違う場面もあります。

 

 

例:カーラが事件を起こした

     ↓

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              ↓

  犯行現場へ向かう

      ↓

 

派生① コナーがカーラを発見できないパターン

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この場合はカーラはこの時点で逃走継続できることになります。

 

派生②  コナーがカーラを発見するパターン

www.youtube.comこの場合でもなんとかカーラは無事にコナーから逃げることが出来ました。

 

コナーの選択は警察官なので割とわかりやすい変化が多いのですが、カーラとマーカスは選択肢によって激動の人生を送ることになるので非常にやりがいがありますね。

 

 

 

総評(感想)

極めて良くできたゲームです。群像劇で選択肢変化型ADVの名作は街とか428とかありますが、このゲームは大きく映画的な変化ですね。選択肢に時間制限がついてる場合も多いので、初見は「えーいこれしかない!」でドンドン進んで想定外の方向に進むことがかなりありましたw2周目以降も1周目で出来なかった変化を見て改めて楽しめるのでかなり飽きません。4周やってまだ半分くらいしかコンプリートしてませんし、フルプライスで買うお金がない人でも安くなったらやって欲しい作品です。ちなみにPS4 PROの4KHDRに対応してるので、うちの対応モニターでやったらメチャクチャ綺麗でした。

 

以上、ご覧いただきありがとうございました。