忘れたくないもの

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ひるね姫(映画)

ひるね姫(映画) 感想:A+(オススメ)

夢の世界と現実をいったりきたりしながら物語が進行するヒロインの冒険物。途中まで神山監督ということを忘れてしまったくらいテーマ性は薄い。作画、テンポもよくだいぶ一般向け映画とも言えると思う。それでも神山監督っぽさは随所に見られたが。

 主人公の心羽ちゃんが可愛かったですね。予告編ではそんなに可愛くなかったんですが本編ではしっかりと可愛いです。頭もそんなに良くないところが可愛いです。

 

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以下既試聴済向けネタバレ感想注意

 

 

 

 

 

 相変わらず神山監督らしく単純なファンタジーで終わらせずに現代テーマをぶっこんできましたね。ずばり完全運転自動車vsアナログ運転自動車、だいぶ完全運転の開発は手こずっててアシスト自動車ばかりが量産されてる昨今ですが時事を突いてきました。完全運転のソースコードをめぐる攻防戦なんですねようするに。はたして現実の2020年には完全運転は実用化されているのかってのが楽しみですね。

 EDの演出にはやられました。夫婦の出会いをまとめて最後に持ってくるとは。そして音楽も良かった。きれいに終わりましたね。