恋は雨上がりのように(漫画)
恋は雨上がりのように(漫画) 感想:AA(とてもオススメ)
45歳雇われ店長へのバイト美少女の片想いがとても美しく描かれる名作。
面白すぎて6巻まで一気に買って2周してしまった。モノクロの漫画なのに文学的でキラキラとした青春の恋の色が伝わってくる。最近読んだ中では一番面白い。
※補足
140字だけじゃ書ききれないくらい魅力的な作品なので独立記事にします。
あらすじ
クールな表情でファミレスのバイトをこなす女子高生(美少女)の橘あきら。彼女の目にはお客にペコペコと頭を下げる店長。同僚の店員の反応は「情けないわね~」「パっとしないわね」という当然のもの。その後、休憩室で食事を摂っているときに店長がやってくる。店長は大声でクシャミをしたり鼻水をかんだり、頭の後ろには10円ハゲ・・・
店長にシフト希望を渡すあきら。店長「(まるでゴミでも見るような目だったな…)」「ま、あの年ごろからしたら俺なんてゴミ同然か。ハハハ…」
しかし、あきら視点では、シフト希望を渡した後、
(いっぱい喋っちゃった)(ライバルもいない♪)
感想(買って損なし)
あらすじもほぼ冒頭ですが、僕はこの時点でこの作品にぐぐっとひきこまれました(笑)。その後、純情少女あきらは思いっきりストレートに告白したかと思えば小学生レベルの純情さで45歳店長に迫ったり、店長はマトモな倫理観がある人なので彼女のアピールをかわしたり、思わぬ一言でデートに行くことになったりと大変なことになります。格差恋愛漫画といえばそれだけなんですが、この作品はとにかく全編に渡って爽やかさがあり、下品なエロ要素などはありません。あきらは元運動部でいろいろと人間関係のモヤモヤもあるのですが、あきらと店長の関係が主軸なのであくまで添え物程度です。伝わったかどうかわかりませんが、この作品は本気で面白いので多くの方に読んでいただきたいです。